2013年3月30日土曜日

花園神社の桜

一昨日撮影。曇空です。花園神社の桜の風景を紹介します。風が吹くたびに花びらが散ってました。




















参道沿いに花びらが吹き寄せられていました。



◼花園神社の紹介

花園神社(はなぞのじんじゃ)は東京都新宿区の賑やかな所にあります。
JR、各地下鉄新宿駅から歩いて10分くらい。
倉稲魂命・日本武尊・受持神の3柱の神が祀られています。創建の由緒は不明ですが、江戸時代、内藤新宿が開かれて以来の、街の守り神とされています。

また、現在は各種劇団による催し物などが定期的に開かれ、新宿の街の文化の拠点の一つとしても知られています。1967年には唐十郎のアングラ劇団が境内で公演を行ったそうです。「太陽にほえろ」のボギー刑事が殉職した所でもあるらしい。藤圭子の歌碑があったりとか。・・・新宿らしいなあ!
この近くはゴールデン街とか吉本の事務所とかもあり、近くのコンビニで若手芸人さんがコントやっていたり。なかなかカオスです。近くで売ってる花園饅頭は美味しい。

参道沿いの春の桜と秋の銀杏の黄葉が綺麗ですよ!


2013年3月29日金曜日

アイビー

「ツタは落葉しますか?」と言うご質問を頂きました。

ツタなど草本性つる植物を英語でvineと言います。色々なものがあると思いますが、ツタと聞いてまず浮かぶのは、アイビーと呼ばれるキヅタの仲間でしょうか。

このキヅタは、ヤツデ等と同じウコギ科です。このキヅタは常緑性です。黄色系のもの、ホワイト系のもの、斑入りのもの・・最近は色々な園芸品種が出回っています。
アメリカのアイビー・リーグはツタが絡まるほど伝統があるということで、そう呼ばれています。古いレンガの壁とアイビーって良く似合いますよね。

さて、落葉性のツタでは、紅葉が美しいナツヅタがあります。こちらはブドウ科ですのでアイビーとは違う仲間になります。ところで空手が強いのは武道家・・・・・スミマセン。


小学生の頃、オー・ヘンリーの「最後の一葉」を初めて読みました。

原題は「The Last Leaf」です。原文を読むと植物名は具体的には出てこない様ですが「Ivy vine」という名称は出てきます。となるとウコギ科のへデラ(アイビー)の方でしょうか。11月頃の話です。壁を這う葉っぱが一枚一枚…落ちていく様子を自分の死期が迫ってると連想する女性と彼女のために「最後の傑作」を命がけで描く老人の話。最後の傑作は壁に描かれた本物そっくりの一枚の葉っぱで、その落ちなかった葉っぱを見て希望を感じ回復する女性。そして嵐の中びしょ濡れで絵を描きあげて死んでしまう老人。
ラストシーンでおいおい泣きました。

今思うと常緑のアイビーなのになぜ落葉するのか不思議ですが。
挿絵も本によってはアイビーが描かれていたりナツヅタだったりーはたまた船型の葉っぱだったり。

感動したからどちらでも良いのですが。


2013年3月26日火曜日

ソメイヨシノの子孫たち


ソメイヨシノが実をつけているのを見たことがありますか?私は6月頃小さなサクランボの様な実がバラバラと落ちているのを見たことがあります。勿論食用の桜桃とは違い、食べられません。さてー、この実は発芽してもソメイヨシノにはならないのですが。何故でしょう。


◼ソメイヨシノは「不稔性」か?

「不稔性」とは、植物において、種子が形成されないか、種子が出来てもそれが成体へと成長する能力を持たないことを指します。ソメイヨシノの場合、種子をつくることは出来るので、正確には「不稔性」ではありません。

実際に、街路樹等でソメイヨシノだけが植えられている様なところでは実をつけませんが、公園や校庭など他の種のサクラと混植されているところでは良く実をつけています。

「環境によっては不稔性とならない」と言った方が正しいかもしれません。


◼自家不和合性

多くの植物は「自家不和合性」という性質を持っていて、「自分の花粉」を「自分の雌しべ」に受粉した場合、種子をつくることは出来ません。受粉はしても受精は出来ないのです。

しかし、ハチ等の動物や風によって運ばれてくる「他の花粉」により、種子をつくることは出来ます。これを「他家受粉」と言います。
(この「他の」と言うのは、「科が違う」等あまりかけ離れていても受精はしません。ほどほど遠い別属、もしくは別種のものが良いとされています。また、同種の他の個体の場合も「他家受粉」と言います。)

この理由としては、「多様な遺伝子を持つ生物種は変動する環境に耐え抜く力を持つ」と言う種の存続のために身につけた植物の知恵ではないかと言われています。

さて、ソメイヨシノですが、この「自家不和合性」のために、ソメイヨシノどうしの種子は出来ません。
全てのソメイヨシノは1本の木から生まれたクローンで、同じ形質のものだからです。

ソメイヨシノと他のサクラの雑種の種子は出来ますが、これは発芽してもソメイヨシノにはなりません。
ソメイヨシノが殖えることが出来るのは「挿し木」や「培養」等によるクローン増殖しかないのです。これは他の交配種の植物の場合にも当てはまります。
ちなみにソメイヨシノはその親であるオオシマザクラやエドヒガン(どちらも野生種)と良く雑種をつくるそうです。ほどほど近いのが良いのでしょう。


◼美しいソメイヨシノ

今年はソメイヨシノが咲くのが早いですね。
東京は昨日雨が降りましたし、4月まで持つかどうか心配です。満開の桜の下で入学式の写真を撮りたい親御さんも沢山いらっしゃるでしょう。

卒業式、入学式の背景に欠かせなくなっている美しいソメイヨシノですが・・・。

そもそも植物の花と言うものは、受粉(送粉)を行ってくれる虫や鳥等の動物を引き寄せるために目につきやすい色や特有の香りを持たせたり、蜜や花粉を提供したりしているものです。

しかし、ソメイヨシノがどんなに美しく咲いても、蜂やスズメが花粉を運んでくれたとしても、自分の力で同じ子孫を残すことは出来ないのです。

人を喜ばせ、皆に愛されるソメイヨシノ。
この時期日本中の景色を変えるソメイヨシノ。

しかし人の手を介さないと生き残れないソメイヨシノ。

なんだかちょっと悲しい花だなあ・・とも思います。



2013年3月21日木曜日

クローン桜、ソメイヨシノ

JR恵比寿駅付近明治通りのソメイヨシノ.2013.3.20撮影(まだまだ見頃はこれからです)





(2012年8月9日に書いた日記。新宿花園神社の参道にて。桜の花が咲いたらアップしようと思っていました。本日アップします。)

正確な数字は調べようがないそうですが、日本の桜の90%はソメイヨシノだという説があるそうです。
一口に「桜」と言ってもたくさんの種類があり、自生種(自然に生えてきた桜)ではヤマザクラ、オオシマザクラ、カスミザクラ、エドヒガン、マメザクラ、タカネザクラ、カンヒザクラなどなどたくさんあります。
この上さらに「里桜」と呼ばれる園芸品種(人が育ててきた桜)が三百以上あるのです。桜の園芸品種の歴史は古く、普賢堂(ふげんどう)または普賢象(ふげんぞう)という桜は室町時代までさかのぼります。江戸時代後半になると華やかな八重桜が好まれ、百をこえる品種が新たに開発されました。(一葉・いちよう、関山・かんざんなど)これらの多くの桜は咲く時期も異なり、春だけではなく、一年中日本のどこかで桜が咲いています。

さて、これほど多種多様な桜がある中で、私たちが目にする桜のほとんどがソメイヨシノ(染井吉野)というたった一つの品種で占められているなんて不思議ですね。
ソメイヨシノは桜の歴史の中では比較的新しく、江戸時代に東京の染井村でオオシマザクラとエドヒガンの交配からできたと考えられています。このソメイヨシノには種子から育った樹はありません。すべて接木や挿し木によってふやします。つまりソメイヨシノの木の一部を切り取って、新たな樹に育てたものです。これによって元の樹の形質はそのまま引き継がれ、複製(クローン)ができているわけです。クローンだから性質も花の色なども同じです。ソメイヨシノの花は一斉に咲いて一斉に散り、景色も白い雲のようにそっくりです。これは皆クローンなのだから。そう思うとあの美しい花見の景色もなんだか違って見えます。形質が同じということは市場的にも出回りやすく、そのことも普及した理由のひとつでした。

さらに気になること。今目の前にある花園神社のソメイヨシノはとても古く幹肌もゴツゴツとしていますが、上野公園などの花見の名所でもソメイヨシノの大木は古いものがとても多い。戦後まもなく国民の意識を鼓舞するために全国いっせいに華やかなソメイヨシノが植えられましたが、これらは寿命が長くて80年と言われています。終戦の年1945年から80年後は2025年。その頃にソメイヨシノは一斉に枯れてしまうのでしょうか。


2012.8.9.花園神社でのスケッチ(とても暑い日でした)



参考文献・桜が創った日本(岩波新書)
・日本人は桜のことを何も知らない(Gakken)

2013年3月19日火曜日

カンヒザクラ

「めぐろ区民キャンパス」入口にて。
かわいいピンクの花が咲いています。











カンヒザクラ

「寒緋桜」と書く。寒い時期に咲く緋色の桜ということだろう。1〜3月に濃い紅色の花を下向きに咲かせる。花は半開状で俯き加減だから奥ゆかしくみえる。可愛い。私の好きな春の花の一つだ。高さは5〜7m。そんなに大木にはお目にかからない。
早春に咲くのだが、寒さには弱いらしい。沖縄県石垣島にカンヒザクラの自生地があり国の天然記念物に指定されている。
沖縄では染井吉野の育成が難しいこともあって観賞用に植えられており、桜の開花宣言にも利用されている。

■「めぐろ区民キャンパス」とは

渋谷駅から東横線に乗り、5つ目の「都立大学」で下車。徒歩7分のところにある。駅名は「都立大学」だが、大学自体は移転して今は無い。移転後の跡地に出来たのが、目黒区の図書館やコンサートホール(めぐろパーシモンホール)等が一緒になった複合施設と公園等からなる「めぐろ区民キャンパス」である。

この「パーシモン」Persimon(英語)とは、“柿”のことを指すらしい。ここには希少の柿の原種が植えられているそうだが、リサーチ不足で、自宅に帰ってからそのことを知った。次回機会があれば是非とも見たいものだ。何でも根元から株立ちになっている珍しい柿だそうである。

「めぐろパーシモンホール」は昨年度開館10周年をむかえた新しいホールである。天井の吸音盤(舞台から出た音を様々な方向へ分散させる)に『ミウラ折り』の技術が使われている。『ミウラ折り』とは、1970年に宇宙科学研究所の三浦公亮氏(現 東大名誉教授)が考案した折り畳み方である。人工衛星のパネルの展開方法を研究する過程で生み出されたもの。

また、壁は細い木材(メープル)を凹凸に並べる仕様になっているが、デザイン的にきれいなだけでなく、音を吸収するための工夫として作られているそうです。

2013年3月17日日曜日

旅の写真館、長崎へ

3月12日、博多から長崎へ。電車の旅。


とても良い天気です。まずは車窓の風景。

有明海













「かもめ787」です。長崎駅に到着。






長崎駅では、大きな龍の風船がお出迎え。






ちょっとひいて撮りました。長崎駅





長崎のまち。路面電車が良いですねえ。



2013年3月16日土曜日

桜咲き始めてますね

昨日東京渋谷区明治通り沿いを歩いていたら、街路樹のソメイヨシノがちらほら咲き始めている。驚いた。早いな〜。もう桜の季節か。
ニュースで、東横線の渋谷駅が移転になると聞いて、ちょっとさみしかった。昨日で地上駅は最後だったらしい。

一晩明けたら目が痒かった。九州では花粉症の症状は出なかったのだが。か・・かゆい〜。そう言えばマスクをしている人はこちらの方がずっと多い。

今日は空き時間に旅の写真の整理をすることにする。止むを得ず旅行中は写真無しのブログだった(⇐後日追加しました)。初めてだったが、写真を選ぶことが無かった分、気楽だった。いつもはまず写真かスケッチありきで、それに解説をつける、という形式だったが。何とかなるもんだ。だってブログですからね。気楽に行こう。

2013年3月15日金曜日

帰京します

まだ4時半だが、目が覚めてしまった。外はまだ真っ暗。

今日の13時50分の飛行機で帰京します。

あっと言う間の1週間(実際には5日間)だった。本当はもっとゆっくりしたかったが、明日どうしても東京にいなければならない用事がある。始めは「四国やら五島列島やらも周りたい〜」と夢が大きくふくらんでいたが・・・、何だかんだと縮小してしまった。

そんな貴重な旅の時間に、イーモバイルが突然壊れ、昨日の午後は天神のビックカメラにずっといた。東京にいたらすぐ代替品を使える手立てがあったのだが、旅先なのでそれも出来ず・・・、結局、新しいものを買ってしまった。解約金と修理した場合かかる費用を比較検討して・・・悩んだ挙句。

入手したものは発売されてまだ1週間の最新型で、機能性は流石だ。ネットにつながるのも格段に速い。予想外の出費だったが〜仕方ないか。活躍してもらおう。


今日はまた移動で忙しくなる。





(天神ビックハウスの近くにあった「照和」。「伝説のライブハウス」だそうです。福岡は音楽のまちですからね。)

2013年3月14日木曜日

長崎は雨、福岡も雨

昨日は、九州北部は大雨だった。午前中はかなり強かったが、昼過ぎには小降りになった。傘の準備がなかったので100円ショップでビニール傘を買った。

昔、「長崎は今日も雨だった」という歌があった。内山田ひろしとクールファイブという男性グループ歌手が歌っていた。雨の長崎の町を歩きながら、その歌のことを思い出していた。「雨の西麻布」とかいうとんねるずの歌もあったようだが、どんなものか知らない。だが、谷地形の西麻布、隠れ家バーが多い西麻布が、湿った「雨」のイメージにあうなあとなんとなく思ったものである。

さておき、内山田ひろしとクールファイブは、子供の頃好きだったドリフターズの「8時だよ全員集合」などにも出ていて、歌が上手いだけでなくてユーモアもある(あの頃はバラエティなんて言葉無かったような)おじさんたちだな・・という印象だった。

当時、メインボーカルの前川清が、一人だけ前に出ていて、とても目立っていたので、ずっと彼が「内山田ひろし」だと思っていた。後ろのバックコーラスがクールファイブだと思っていたのだ。
内山田ひろしはリーダーで、バックコーラスの中の一人だと知ったのは、ずっと後のことだった。

さてさておき、こちらの方々は「雨が降って黄砂が無いからいいですね」と挨拶がわりにおっしゃっている。黄砂がひどい時は、山の稜線が霞んで見える程だという。
たまたま今週に入ってそれほどひどくはないそうだ。こちらにきて「黄砂」の被害にはまだ会っていない。






(博多駅から南福岡に向かうところ)

2013年3月13日水曜日

かもめの旅

昨日、博多駅から11時15分発特急「かもめ」に乗り、長崎駅に着いた。着いたのは13時半頃だっただろうか。2時間と少し。近いなあ。

子供の頃福岡に住んでいた私は夏休みや冬休みなど長い休みの度に、この「かもめ」に乗って長崎の祖母に会いにいったものだ。
その時は、電車に乗っている時間がとてもつまらなく景色にも興味が無かった。酔うから本も読まなかった。ひたすら乗っている時間を耐えていた気がする。長い長い時間だった記憶がある。

それが数十年ぶりに「かもめ」に乗った感想は
「は・・速い!」
福岡と長崎ってこんなに近かったっけ?



(かもめ787、博多駅にて)



小学生くらいの頃は、一日がとても長く感じたような気がする。
しかし最近は、一年があっという間のような気がする。

「時間」って、年齢によって感じる長さが違うのだろうか?
そんな話をどこかで聞いた気がするが。
(実際少し時間短縮されたそうだが、それ以上に・・極端に言えば、「半分」くらいの時間に感じるのだ)

兎に角、電車の旅はとても楽しかった。車窓の風景も素晴らしい。子供の頃と変わっていない風景なのに、今はとても癒される田園風景に見える。美術館で見た向井潤吉画伯の絵を思い出した。彼の絵を見た時とても懐かしく感じたのは、この風景を見ていたからだろうか。

遠くに低いなだらかな山々が連なり、近景は田や畑が広がる。川が流れている。民家が点在する。
延々と同じ風景だ。有明海が左手に見えた時だけ、それを伝える車内アナウンスが流れ
た。青い海をやさしく抱くような岬が見えた。






土手の菜の花畑がきれいだ。
しかし子供の頃の記憶には、菜の花畑は無い。
・・・そうだ。夏休みや冬休みだったからだ。

車内販売が来た時、温かいコーヒーを買った。車窓の景色を見ながら飲むコーヒーは最高だった。でもこんな苦いものいつから好きになったんだろう。





(写真は3/17に追加)

2013年3月11日月曜日

福岡にいます

早朝4時に起き、山手線の始発に乗って、品川の京急線の始発に乗って、6時20分の飛行機に乗り、8時20分に福岡に着きました。

山手線はガラガラかと思いきや、ふつーに席が埋まっていて、立っている人すらいた。まだ空は暗い4時50分の出来事です。

眠い。前の晩も、「寝過ごしてはいけない」というプレッシャーから、よく眠れなかった。眠い。

移動中、街頭のテレビモニター等から、3.11の追悼番組をやっているのが時々見えた。2時55分頃、中継されていた天皇陛下の追悼のお言葉も、福岡の街角で、少しだが聞くことが出来た。荘厳な時間に思えた。

どの新聞も一面は、震災特集。

今日は3月11日。

(旅先でパソコンが無いため、写真がアップできません。iPadから記事のみアップします)

2013年3月10日日曜日

出発


1週間ほど旅行に行きます。
南の方へ。

その間ブログはアップできるかどうか。
文章だけになるかもしれません。

それでは行ってきます!



本日、銀座ミキモト前花壇、プリムラの仲間、サクラソウ科
(パールのネックレスをかたどっているようなオブジェですね。)



追伸
上着がいらないほど暖かいですが、皆様、花粉症の方は大丈夫ですか?
私もとうとう我慢できず昨日、内科を受診して、飲み薬と点鼻薬と目薬の3点セットを処方して頂きました。耳鼻科か眼科か内科か迷ったのですが、ネットで調べて、総合的に診てもらえるという内科を選びました。いや〜辛いですね。目がシバシバ鼻がグズグズ・・。

南の方は黄砂もすごいらしい。マスクを忘れずに持って行きます。









2013年3月8日金曜日

ケヤキのようなもの

うちの近所の小さな公園です。狭い敷地にケヤキの高木5本。ソメイヨシノ1本。久しぶりに通ったら、すごい枝の切られ方になっていた。ケヤキというかケヤキのようなもの・・・・になっている。


このぶんだと暖かくなって新緑の頃には、切り口付近から手のひら大の大きな葉っぱがザンバラ状にでてくる気がする。いや、きっと、そうだ。そんな不恰好なケヤキをいっぱい見てきたが。ここもか・・。
そもそも面積の小さい所に枝が横に伸びる木を何本も植えて・・・。過密すぎるのだと思います。あるいは育ちすぎたのか。
以前、「狭いところでもケヤキを植えたい」という要望に応えて、枝が広がらないかたちの「ムサシノ」という品種がつくられたことがあったけど、あまり人気が無かったと聞く。たまに街路樹に使われているのを見かけるが、どうもケヤキらしく見えない。


ケヤキはやっぱり無剪定が一番きれいですよ~。ほうきをひっくりかえしたような樹形。枝先にいくにつれて細かくなる繊細な涼しげな葉っぱ・・が、いいんだよね。


(山の中で自然に生えているものも、周りの木との競合で、樹形は様々だが。綺麗なほうき型では無いが不格好では無い。長い時間をかけて形が変わっていったものだからかなぁ)


2013年3月7日木曜日

梅の園芸品種


渋谷区、明治通沿いの歩道で見かけた。梅らしからぬ梅(らしい)。

この辺りの街路樹はサクラだが。1本だけ。

誰かが個人的に植えたものと思われる。今ちょうど満開である。

有栖川公園の梅は楚々とした日本美人の様な梅だが。これは・・・。

図鑑によると、梅は大きく「野梅系」「豊後系」「緋梅系」に分けられると言う。(園芸植物、山渓社)

特徴を見ると、これは「豊後系」かと思われる。写真ではわかりにくいが、枝が太く、ピンクがかって

つやつやと光沢がある。花の色もいわゆるピンク色。紅梅の紅色とは違う。

アンズとの雑種とも考えられているらしい。

日本美人ではなく、ハーフ美人!ハデなのである。


下から見上げて撮った。梅の花とビルが面白いコントラストだなあと思ってアップしてみました。



2013年3月6日水曜日

黄色の花。キク科。

有栖川公園入口付近。雑草地に咲いている黄色の花。キク科だと思う。
アザミのような。ノゲシのような。


ちょっとズームアップ。葉っぱに鋸歯が無いのでノゲシとは違うようですが、花の形はソックリです。


もっとズームアップ。名前は不明ですが、有栖川公園の池側の入口付近で今咲いていますよ。春うらら。




2013年3月5日火曜日

有栖川公園、梅便り(その2)

有栖川公園の池の中島に紅梅と白梅が寄り添うように植えられています。
今ちょうど見頃。


別方向からもう一枚パシャ。いい天気です。





階段を上がったところにある梅園も盛りを迎えています。



しかし梅というものは、満開でも控えめな花ですね。




2013年3月4日月曜日

沈丁花発見!

おとついの夜、明治通り沿いを歩いていて沈丁花の花を見つけた。夜だったしカメラも無かったので今日の昼間また出かけて撮った。実はもう十年以上愛用していたカメラがとうとう動かなくなって、新しくCanon PowerShotA2400ISというちっこいデジカメを買ったのだが。その初ショットである。機体は前のものより半分の薄さでとても軽い。まだ使い慣れないが・・・そのうち慣れてくるのかな。


沈丁花。道行く人に春の香りを届けている!!

2013年3月3日日曜日

新宿御苑紅梅

新宿御苑の紅梅。拙者にしては良く撮れた接写画像です。



こちらは河津桜。蕾をたくさんつけています。開花が楽しみです!



昨日くらいから少し目がかゆくなってきました。花粉の春がまたやってきますね・・・(泣)

2013年3月2日土曜日

新宿御苑のスイセン

こちらが春1番に咲く「ペーパーホワイト」
2月からずっと咲いています。清楚な美しさ。まっしろいスイセン。



森の中のペーパーホワイトの群生。いいですね~!




こちらは日本水仙。名前は堂々と「日本!」ですが、地中海原産です。昔々シルクロードを渡って日本にやってきました。日本の気候に適応して、今では全国に分布しているから「日本!」なのでしょうか?みなさまお馴染みのスイセンですよね。



2013年3月1日金曜日

サンシュユ

山茱萸の蕾です。沢山ついてますね。


2週間前の新宿御苑でとったもの。2月17日日曜日午後3時頃。
なかなかアップできなくて。遅くなってしまいました。今はもっと花が開いているでしょう。




●サンシュユ

中国原産の落葉小高木で、江戸時代に薬用植物として渡来しました。漢名の「山茱萸」の音読みが名前の由来で、「茱萸」とはグミのことです。また、春先に黄金色の花を咲かせることから「ハルコガネバナ」の別名があります。

ミズキ科
開花時期
2月下旬~3月中旬


春先の花はロウバイといい、ダンコウバイといい、ミツマタといい、透明感のある黄色の花が多い気がする。
それにくらべて山茱萸は、とても濃い黄色。オデンにつける和カラシの色を思い出す。

山茱萸の蕾。
赤ちゃんがぎゅーっと握ったコブシのようで可愛い。



接写はむつかしいなあ。

拙者は接写が苦手です。

(笑うところ。ヨロシク)