2013年4月9日火曜日

兼六園菊桜(ケンロクエンキクザクラ)



2013.4.9撮影、新宿御苑




















サトザクラの園芸品種。

石川県金沢市の兼六園に原木があり、1928年に国の天然記念物に指定されたが・・1970年に枯死。
佐野藤右衛門らによって増殖され、現在は後継樹が植えられている。
原木は孝明天皇(1832~1866)により下賜されたと伝えられている。

花は球のようにつく菊咲きで、二段咲きすることもある。全体が薄紅色で中心部は濃紅色。

下から見上げると、赤い目玉がついたピンクのポンポン球が鈴なりで本当に可愛い!


学名   Cerasus. Lannesiana. ‘Sphaerantha’. Mayos hi

梅護寺数珠掛桜(バイゴジジュズカケザクラ)



2013.4.9撮影、新宿御苑











サトザクラの栽培品種。

新潟県京ヶ瀬村の梅護寺に原木があり、1927年に国の天然記念物に指定されている。親鸞上人が数珠を掛けた桜から、数珠のような花が咲いたと伝えられる(ホント?)。

二段咲きする菊咲きの可愛らしい花。

花柄が長く、サクランボの様に垂れ下がる。
花色は全体に淡い紅色で中心部のみ濃い。

霞桜(カスミザクラ)


2013.4.9撮影、新宿御苑



華やかな里桜の花真っ盛りの新宿御苑で、ひっそりと佇む野生種の幼木をプラタナス並木の入り口付近で見つけた。
北海道から本州、四国及び朝鮮半島の暖温帯から冷温帯に分布。そうか・・九州はないのか・・。
山桜によく似ているが、開花期がより遅い。
20mを超える大木になるそうである。この幼木も大きく育ってほしい。
図鑑で見ると、薄紅色の花びらで、縁がほんの少しだけ紅が濃いところが可愛い花である。
来年は実物の花をみたいものである。

学名  Cerasus level leans (Koehne)H.Ohba

普賢象(フゲンゾウ)



2013.4.9撮影, 新宿御苑







左側がイチヨウ、右側が普賢象。遠目にはよく似ている。




淡い紅色の八重桜。

2本の雌しべが葉化して飛び出ているのが象の牙に、八重の花弁が普賢菩薩の乗る白象に見立てられているそうであるが、「普賢堂」とも呼ばれる。

なんと室町時代から栽培されている古い品種である。

「普賢象」は珍しいなあと思っていたが、新宿御苑にはよく植えられている。

学名  Cerasus lannesiana. ‘Albo-rosea’. Makino

御衣黄(ギョイコウ)


2013.4.9撮影、新宿御苑








オオシマザクラ系の里桜。

淡い黄緑色の地に濃緑の線が入る珍しい花。

昨今、アジサイやバラ等グリーンの花のものが花束などで人気の傾向があるが、ギョイコウ等アレンジメントに使ったら素敵だろう。しかしなかなか贅沢である。

ギョイコウ見たくばやはり御苑まで足をお運び頂いた方が良しと思う。

ウコンと同じく沢山のギャラリーに囲まれていた桜。人気である。

学名  Cerasus. Lannesiana. ‘Gioiko’ Koidzumi

鬱金(ウコン)


2013.4.9撮影、新宿御苑














オオシマザクラ系の里桜。
珍しい淡い黄色~黄緑色の花をつける。
満開のウコンの周りはカメラを構えたギャラリーで一杯だった。
「鬱金」とはクチナシの実で染めた鮮やかな黄色のこと。


いやはてに 鬱金ざくらの かなしみの ちりそめぬれば 五月(さつき)はきたる
(北原白秋、歌集「桐の花」より)


例年は晩春に咲く桜です。


学名   Creases. lannesiana ‘Grandiflora’A.Wagner



新宿御苑の大島桜(オオシマザクラ)

2013.4.9撮影

全体的に花はもうかなり散ってしまっていましたが。


新宿門近くの大きな大島桜はまだ花が残っていましたよ。



池の近くの方の大島桜の花はほとんど散り、青い実を沢山つけていました。


葉の緑色が鮮やかですね。

香りがよく、塩漬けにして桜餅を包む葉に用いられます。





大島桜(オオシマザクラ)は伊豆大島、相模湾沿い、東京湾など、関東湾岸部の暖かい土地に自生します。

潮風に強い。樹高は20m以上にもなります。花弁数は5枚。花色は白。

観賞用に広く栽培され、大島桜を親木とする栽培品種も多い。

ご存知染井吉野の親ですよね。

学名     Cerastes specious a (Koidzumi)H.Ohba