2013年4月9日火曜日

駿河台匂(スルガダイニオイ)



2013.4.9撮影、新宿御苑















名前からしていかにも香ってきそうな桜である。ストレートなネーミングだが、鼻を近づけると、

桜餅のような「匂い」がする。大島桜よりもっとずっと強い。

一般に桜は梅と違って、花に香りが無いと思われているが、このように香りがある桜もある。

香りの成分は「クマリン」と呼ばれるもので、桜餅の葉っぱの匂いの元である。

「駿河台匂」の原木は江戸の駿河台(現・東京都千代田区)にあったと言われており、

江戸後期から栽培されている。

白い花弁の先端に細かい切れ込みがある。

若芽の色は紫褐色。


「あ〜っこの香りを届けたい!」


学名      Cerasus. lannesiana. ‘Surugadai-odora’Miyoshi

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