2013年4月9日火曜日

琴平(コトヒラ)



2013.4.9撮影
新宿御苑













サトザクラの園芸品種。

原木は香川県琴平町の金刀比羅宮の参道にある。
佐野藤右衛門によって1928年に増殖され広まった。

八重咲きの里桜の中では小ぶりの花である。花は白く若芽の色は黄緑色で爽やかな印象。

逆光に光る琴平桜をパチリ!





学名   Cerasus. lannesiana ‘Kotohira’  Ohwi


◼佐野藤右衛門さん

佐野家は京都の古い造園業を営む家で当主は代々右衛門を名乗る。十四代右衛門(1874〜1934)からサクラの育成を行うようになり、京都の平野神社や仁和寺だけでなく、東京大学や兼六園など全国から栽培品種や名木の収集保存を行った。現代の桜守とも呼ばれ、佐野家によって増殖された桜の木は数多い。

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