小さい秋みつけました
ウメモドキに赤い実
皇居東御苑
落葉高木
モチノキ科モチノキ属
学名 Ilex serrata
「梅擬」と書く。
山中や湿地に生え、秋になる赤い実が美しいので、庭木としてもよく植えられている。よく分枝して高さ2〜3mになる。
若枝には毛がある。葉は互生し、長さ4〜8cmの楕円形または卵状披針形で、先は鋭くとがり、基部はくさび方。
6月頃、葉腋に直径3.5mmくらいの淡紫色の花が咲く。
雌雄異株。
果実は直径約5mmの球形で赤く熟す。晩秋から初冬にかけて葉が落ちたあとも枝に残るのでよく目立つ。
小鳥が好んでこの実を食べる。
参考文献
「日本の樹木」山と溪谷社