9月末の皇居東御苑は紅葉にはほど遠い感じだった。
日傘をさしている来苑者も多い。
まだ青々としているサクラやカエデの木の下にフキの群落。
その間にヒガンバナの燃えるような赤い色がチラチラ見える。
紅葉が無いからこそ赤がひきたっている。
「彼岸花」と書く。
お彼岸の頃に咲くのでこの名がある。
ヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草である。
学名 : Lycoris radiata
リコリス、曼珠沙華(マンジュシャゲ)とも呼ばれる。
有毒植物。
「曼珠沙華」と言うと
私はどうしても山口百恵の歌を思い出してしまう。
真っ赤に燃える花のような情熱的な歌だったなあ。
皇居東御苑にて 2012.9.30 |