恵比寿駅近く。明治通り沿いのハナミズキ。
とても実付きが良かったのでシャッターを切りました。
高さ3mほど。生育良好のもの。
素晴らしい。パチパチパチ。
「花水木」と書く。ミズキ科ミズキ属。落葉広葉樹。
五月頃に白、赤、ピンク色の花(正確には萼片)をつける。街路樹に多く使われている。
一時期ハナミズキの赤の人気が高くて市場に無くなったことがあった。もう20年以上前。しかし今はそんなにハナミズキハナミズキとは聞かれなくなった。ガーデニングブームで多種多様な種が出回ったせいもあるだろう。
英語名は「Flowerinng Dogwood」。(山と溪谷社、「日本の樹木」より)
樹皮を煎じて犬の皮膚病の薬をつくったことからと言う。
「アメリカハナミズキ」とも言う。
アメリカから来たヤマボウシに似た奴だから「アメリカヤマボウシ」だろうーと言う人もいるが、公園の樹名板に「アメリカハナミズキ」と書かれていたりする。
日本自生のヤマボウシと近種でよく似ているが、ヤマボウシの実は食べられるのが大きな違いである。災害時に備えて食べられるものの方を植えてほしいと思うのだが、実際はヤマボウシはまちなかに少ない。
下は本日同じ時刻に撮った近辺のヤマボウシ。こちらはまだ紅葉していませんね。
甘くておいしい実も・・・・無かった。春には白いきれいな花をつけていたのですが。
ハナミズキは1912年、今からちょうど100年前に東京市が友好の印にワシントン市にサクラを贈った返礼として贈られたものがはじめである。アメリカの方では東海岸からメキシコにかけて分布している。
ワシントンのポトマック川沿いでは日本が贈った桜の並木が見事だと言う。
もう100年になるのか。
ソメイヨシノの寿命が80年と言われるけど、100年もたって大丈夫なのだろうか?
昨日久しぶりに銀座に行ったら、ここでもハナミズキが紅葉して赤い実をつけていた。
ハナミズキの街路樹は高さ3〜4mくらいでそんなに大きいものは少ない。
よって枝についているかわいい赤い実もよく見える。
背伸びをして一枚。パシャッ。(実は撮れなかった。ごめんなさい・・)
写真の銀座松屋通りのスターバックスは日本の第一号店(1996年〜)である。
当時出来てすぐにコーヒーを飲みに行った。今までの日本のセルフサービスの喫茶店に比べソファーがゆったりしてコーヒーのサイズが大きい〜と思ったものである。
東海岸から来たハナミズキと西海岸から来たスタバのコラボ写真となった。関係ないか。
お次は渋谷区の商店街のハナミズキ。本日撮影。
この木はまだいい方だが、
全体として生育も良くないし。実付きも良くない。
20本くらいあるうちのかろうじて1本だけ少し実をつけていたがあんまり元気があるように見えない。
私が思うに原因はコレだと思う。
逆に根っこさえ元気なら上の方がやられても回復できることが多い。
根っこは大事である。
この夏暑くて雨が少なかった上に地面がコレだからハナミズキの葉っぱはシナシナで見るも哀れな状態でした。
秋になっても実はならないよなあ。