2012.10.29撮影 (黒かった祖父の古い碁盤。 新橋の碁盤屋さんできれいに削りなおして 頂きました。線は日本刀でつけるのだそうです。) |
囲碁の石の形のひとつだそうです。
1線(一番外側の線)に打って相手の石を止めるのだそうです。
囲碁の高段者の先生に伺いました。
「あの・・サルスベリってなんですか?」
「相手の石の中に低くぽんと打つことです。」
「つまり・・低い方(1線)に石を打つ形がサルスベリの木の枝が花の重みでしだれているところを連想させるのでしょうか?(きっとそうに違いない!)」
「あの・・・サルスベリの花がどんなものか知らないので・・・」
「・・・」
「あの・・サルスベリはいい手なのですか?」
「いい手ですよ」
「・・・」(どういいのかがわからない)
「よく使われるのですか?」
「よく使われますよ。一局に一回くらい出てくることもあります」
「・・・」(そうなんだ。初めて見た・・)
本当に囲碁は素人なので、よくわからないのですが、囲碁に「サルスベリ」という名前が出てきたことに驚きました。きれいな名前ですね。
もしかすると調べれば「バラ」とか「アサガオ」とか「キキョウ」とか「ソメイヨシノ」とか言う石のかたちもあるのかも?
先生は「英語では‘monkey jump’と説明します。」とおっしゃっていたので、猿がすべるというサルスベリのネーミングの由来と同じところからきている線が強そうです。
2012.8月14日 東京都文京区のまちかどで とても暑い日 きれいに咲いていた百日紅 花期が長いことから この名があります ミソハギ科サルスベリ属 |