公園などでよくみる地味なチョウです。
裏側の羽にある大きな目玉と白い帯が特徴ですね。
表側には前羽に目玉が二つあります。
似ている種にコジャノメがありますが、白い帯がまっすぐではなくS字カーブを描いていて
色も全体的にもっと暗い。生息場所も山間部の暗い木陰などで、個体数は比較的少なく、
よく見られるのはヒメジャノメの方です。
私がよく行く公園の池の周りの草地でもよく見られます。ササ類も多いし。
写真は早朝散歩した時に撮った一枚です。
二頭は雄と雌だと思うのですが、どっちがどっちかよくわかりません。
図鑑でみると雄は羽の色が暗いのですが、写真では下のチョウが陰になっていて
やっぱりよくわからない~。
■ ヒメジャノメ
・タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科
・体長 40~50mm
・発生時期 5~11月
・分布 東アジア、東南アジア、日本
光が差し込むやや明るい疎林に生息し、低い所を飛ぶ。
幼虫期はアズマネザサ、チヂミササ、ススキなどイネ科植物を食草とする。
成虫は花より腐果、獣糞、樹液などに集まる。
薄暗いときによく活動する。
2012.8.6朝7時撮影
なんとかピンボケでなかった…