2012年8月16日木曜日

ヒメジャノメ

公園などでよくみる地味なチョウです。


裏側の羽にある大きな目玉と白い帯が特徴ですね。

表側には前羽に目玉が二つあります。

似ている種にコジャノメがありますが、白い帯がまっすぐではなくS字カーブを描いていて

色も全体的にもっと暗い。生息場所も山間部の暗い木陰などで、個体数は比較的少なく、

よく見られるのはヒメジャノメの方です。


私がよく行く公園の池の周りの草地でもよく見られます。ササ類も多いし。

写真は早朝散歩した時に撮った一枚です。

二頭は雄と雌だと思うのですが、どっちがどっちかよくわかりません。

図鑑でみると雄は羽の色が暗いのですが、写真では下のチョウが陰になっていて

やっぱりよくわからない~。



■ ヒメジャノメ

・タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科

・体長 40~50mm

・発生時期 5~11月


・分布  東アジア、東南アジア、日本

光が差し込むやや明るい疎林に生息し、低い所を飛ぶ。

幼虫期はアズマネザサ、チヂミササ、ススキなどイネ科植物を食草とする。

成虫は花より腐果、獣糞、樹液などに集まる。

薄暗いときによく活動する。




2012.8.6朝7時撮影

なんとかピンボケでなかった…