2012年8月29日水曜日

キツネノマゴ

東京西部丘陵地に咲く
キツネノマゴ
吸蜜にくるシジミチョウ





「狐の孫」と書きます。おもしろいネーミングなのに「語源は不明」と図鑑にありました。

花穂がふさふさとしたキツネの尻尾に似てると思うのですが、どうでしょう。



小さい小さい花。よーく見るとおもしろい形をしています。

唇形花といって、上唇は浅く2裂、下唇は深く3裂に切れ込みが入っています。

下唇に蜜標と呼ばれる白い模様が入っており、昆虫はこれを目印に蜜を

目指すそうです。



公園の園路脇の雑草地にたくさん咲いており、

シジミチョウが何頭も吸蜜にきていました。


小さい花に小さい蝶。なんともかわいらしい光景です。




キツネノマゴ科キツネノマゴ属

学名 Justica procumbens var. leucantha

分布 本州~九州

生息地 道端、草地

花色 淡い赤紫色、白色

葉のつき方 対生

茎の高さ 10~40cm

生活型  1年草