浜離宮恩賜庭園で珍しいアオノリュウゼツランの花が咲いたというので
見に行ってきました。
とてもおもしろいというか奇怪な植物でした。
草原にポツンと二本だけ。
多肉質の巨大な葉っぱがうねる中からにゅ~っと細い茎が出ていて
多数の小枝の先に黄色っぽい花がたくさんついていました。
遠くから見ても花の周りに虫がわんわんたかっていましたよ。
アオノリュウゼツランは、昨日アップしたドラセナ・コンシンナと同じリュウゼツラン科で、
こちらはリュウゼツラン属。
成長が遅く花を咲かせるまでに数十年を要するものも多く、英名ではCentury plants
「百年植物、百年に一度開花する」と呼ばれています。(ちょっと大袈裟…)
こちらの株は55年かかって2003年にはじめての花をつけたそう。
その後2008年に咲いて今回で三回目。2株同時に咲くのは初めてだそうです。
6月下旬から花茎がぐんぐん伸び始め、高さ6mまで生長して
今月のはじめに花をつけました。
次はいつ咲くかわからないそうです。
今月下旬までは見られるそう。
暑いせいか見学者の方はチラホラ。